熊本県高森町で、中学生が議員となって町の施策を提案するお馴染みの「子ども議会」が開かれました。

高森中学3年生「私たちは高森町に女性・若い議員を増やそう。議員になりやすい環境を作ろうというテーマで提案します」
町に施策を提案したのは、高森町の2つの中学校の生徒たちです。
生徒たちは、町の議会議員の平均年齢が約60歳で、女性議員が1人もいないことを課題として指摘しました。

この他、道幅が狭い通学路では、通学時間帯に車両の通行を禁止する案や、高齢化や担い手不足に直面する棚田の維持のためオーナー制度を導入することなど、具体的な施策を提案しました。

これに対して町長は・・・
高森町 草村大成町長「とてもいい提案です。やりましょう。前向きに検討ではなくて実行に移したいと思います」
高森町の「子ども議会」では、過去にeスポーツのゲームソフトの開発や、スクランブル交差点の設置など、中学生の提案がきっかけで実現した事業もあるということです。
棚田のオーナー制度を提案
高森東学園義務教育学校 阿南琴音さん「大切な棚田を守りたいという思いで頑張りました。企画を考える時はとても不安が多かったので、前向きな意見をもらえてとても嬉しかったです」









