今日(12月1日)で、現在の健康保険証の運用が終わります。明日(2日)以降は、「マイナ保険証」か「資格確認書」に切り替わります。

「約60%が利用」スタッフ負担軽減も期待

熊本市内の病院の受付に、マイナ保険証を読み取る機械があります。

大腸肛門病センター高野病院 田上尚美さん「マイナンバーカードを機械にセットして操作するだけ、簡単にできます」

顔認証か暗証番号を入力し、受付は完了です。

これまで手入力だった保険証の情報などが自動的に反映されるため、病院スタッフの負担軽減も期待されています。

田上さん「導入当初は1日に2~3人くらいだったが、現在は約60%が利用している。保険証の登録などの負担が軽減されている」

「マイナ保険証」はマイナンバーカードを健康保険証として登録し、現在の健康保険証の代わりに利用するというものです。

マイナ保険証を使う患者側のメリットは何か。健康保険証を発行する協会に聞きました。