11月9日、アメリカ大リーグを目指してポスティングシステムの申請を行った、九州学院高校(熊本市)出身の村上宗隆選手。

その、村上選手が通った野球塾に、元プロ野球選手も将来を期待する女子野球選手がいます。
響く快音「女の子では見たことない」
熊本市にある野球教室「PBA熊本校」。NPB史上最年少で三冠王に輝いた村上宗隆選手も小学生時代通っていた場所です。

ここで豪快なピッチングをみせるのは、中学3年生の寺本悠里選手。バッティングでも快音を響かせます。
PBA熊本校 今井譲二校長「バットスイングも速いから、体幹を鍛えれば将来楽しみ。正直、これぐらいの体でこれぐらいのことを出来る子は、女の子では見たことない」

かつて、アメリカ大リーグのロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ、寺本選手を指導する高野一哉さんも太鼓判を押します。
PBA熊本校 高野一哉さん「女子野球界でスーパースターになるという期待をしている。女子プロでも130㎞台がマックスと聞いている。120㎞近く投げる中学生は速い」
寺本悠里選手「女子の高校日本代表になったら、イチローと対決できる。そこで三振を取ってみたい」
成長を支える愛情ご飯
そんな寺本選手の身長は、同世代の平均身長よりも18センチほど高い、177cm。
さらに...食べる、食べる、よく食べる!
――好きな料理は?
寺本選手「唐揚げとカレー」
長洲町で弁当屋を経営する祖母が作ったご飯を求め、車で往復1時間半以上かけて、月に数回訪れています。

祖母 寺本美津子さん「準備いつもバタバタ。いつも急に来るから」
寺本選手「夜10時に『お腹すいた』と言ったらうなぎが出てきて。うなぎと、唐揚げもいっぱい。いつでも作ってくれる」
祖母 寺本美津子さん「何作っても食べるから作りがいがある」

今でこそ野球に打ち込む寺本選手ですが、3歳から7年間はクラシックバレエに夢中でした。
しかし...。












