阿蘇中岳の火山活動を記録している火口カメラの映像を、防災や教育に活用しようと、阿蘇火山博物館などが新たな運用を開始しました。

今日(10月20日)は新たな運用の開始を記念して、関係者らが集まりこれまでの歴史などをふり返りました。

火口カメラは、阿蘇火山博物館がオープンした1982年から、中岳第一火口の西側に設置され、火山活動の様子を記録し続けてきました。

また、草千里などに設置してあるカメラなどを含め現在、4台のカメラが24時間稼働しています。

新たな事業では、火口カメラのライブ映像やこれまでの噴火の様子など貴重なアーカイブ映像を、自治体や教育機関、また一般向けにも有料で提供します。

阿蘇火山博物館では、火口カメラを幅広く活用してもらいシステムを継続させていきたいとしています。