あさって(21日)に迫った藤崎八旛宮例大祭の神幸行列を前に、参加する飾り馬の飾卸が行われました。

秋の訪れを告げる祭りですが、ここ数年は暑さが厳しくなっています。

境内に入る飾り馬。

例大祭のハイライト、神幸行列を前にお祓いを受けました。

気象予報士「祭りの頃には秋を感じると言われます。今年は猛暑は収まってきましたが、まだ夏の暑さです」

今日(19日)の最高気温は熊本市で33.1℃見に来ている人たちも暑そうです。

見物客「真夏にやっているのと一緒。秋の祭りを。昔とは違う。私たちが子どもの頃は、コートとかジャンパーとか着て見に来ていたから」

こちらは10年前の映像です。朝随兵が出発する午前6時ごろ、熊本市の気温は16.1℃まで下がり、見物する人達は長袖姿でした。

祭りの頃に急に朝晩が涼しくなることから、熊本では「随兵寒合(ずいびょうがんや)」という言葉もありますが、ここ数年はなかなか気温が下がりません。

参加する団体も熱中症対策に力を入れています。

参加団体「お馬さんの暑さ対策を第一に。水で冷やしたり、氷で冷やしたり、いろいろな対策を考えている。昨年、今年は異常ですよね。暑さが。『随兵寒合』じゃなくて『随兵酷暑』です」

神幸行列が行われるあさって(21日)も残暑が続きますが、ようやく朝の気温は下がり少し秋の空気に変わりそうです。