なぜ、コーヒーで支援をするのか
きっかけは、東京でバリスタとして活躍していた深迫さんの息子、忍さんが、2019年に交通事故で亡くなったことでした。29歳でした。

祥子さん夫婦はそこからコーヒーの抽出技術などを学び、忍さんが胸に抱いていたコーヒーを通じた社会貢献を始めました。
深迫さん「コーヒーで人を助ける、人と人とをつなぐ、NPOの名前は『Coffee aid』だね、と」
今回の講演は、第一高校の先生と祥子さん夫婦が知り合いだったことから実現しました。
生徒たちは祥子さん夫婦から教わって自分たちで焙煎したコーヒーを9月27日の文化祭で販売することで、忍さんの思いを広げていきます。

第一高校 生徒会長 山下皐耀さん「おいしくて、誰かの助けにもなる。そんな一石二鳥のコーヒーになると思っています」
売り上げは被害者支援団体に寄付する予定です。