熊本市東区では、今回の大雨による河川の増水などで江津湖に注ぎ込む健軍川の護岸の のり面が、152mにわたり崩落しました。
記者「熊本市東区の江津湖の近くです。この付近では大雨から半月経った今も護岸が大きく崩れたままで、復旧作業が進んでいます」
大雨から半月を迎え、増水や濁流で見えなかった川底は透明度を取り戻しつつあり、川底には、大雨で沈んだコンクリートやガードレールが見えます。
しかし、のり面の上にある市道は復旧の見通しが立たず、熊本市内では県道と市道合わせて4か所で全面通行止めが続いています。

このうち8月中に復旧するのは中央区横手にある市道だけで、北区徳王の市道など3か所は崩落の規模が大きいため、復旧の見通しは立っていません。
今回の大雨でこれまでに明らかになっている被害です。全壊、半壊が合わせて126戸、そして2300戸以上が床上浸水しています。最も床上浸水の被害が多いのが八代市で1327戸となっています。










