餅屋が開業「かき氷」の理由

その理由は「祖業」にありました。

米島店長「初代が冬は餅屋、夏は氷屋をしていた」

四代に渡って続く老舗の餅店。

創業当時は季節によって餅と氷を売っており、その後、餅店と製氷店に分かれ、現在は餅だけが生業として残りました。

餅店にとっての課題は夏場のオフシーズン。そこで「何か夏の目玉商品を出したい」と、大量に仕入れるいちごを生かしたかき氷を販売することにしました。

この戦略に合わせて店舗を一部改装し、イートインスペースを充実させたのです。

新規出店や新規参入が相次ぐかき氷、そしてそれを追いかけるゴーラーたちの存在もあり、熊本の “かき氷熱” は氷を溶かすほどさらに熱くなりそうです。