急いでいても、これは危険です。女性は危うく命を落とすところでした。


信号待ちをする車。すると歩道側から自転車が。


次の瞬間、右側の車線を走ってきた車と接触。態勢を崩した自転車の女性は、車の運転手に2度軽く会釈すると、そのまま車道を走り道路を渡っていきました。


これは今週の月曜日、熊本市西区の県道で撮影されたものです。

記者
​「こちらが映像の現場です。すぐ近くには押しボタン式信号があります。この場所であわや大惨事となるところでした」


県内では2022年9月末までに、道路横断中の人身事故が150件起きています。
そのうち半数近くの68件が横断歩道がない場所で起きていて、5人の死者が出ています。


道路交通法では、横断歩道や信号機のない道路で歩行者が車両の直前・直後を横断することや、横断禁止の標識がある場所を横断することを禁止しています。