ラグビーの世界最高峰ニュージーランドのオールブラックスに入ることを目指す小学2年生の男の子が熊本市にいます。取材するとラグビー愛にあふれていました。


部屋に並ぶラグビーの雑誌やグッズ…

--これ全部克成くんのもの?
梅居 克成くん
「うん」


梅居克成(うめい よしなり)くん、小学2年生です。


そんな克成くんの家族。父・忠史(ただふみ)さん(44)は、熊本西高ラグビー部出身でニュージーランドにラグビー留学に行くほどの本格派。


さらに母・奈央子(なおこ)さん(39)も、高校ラグビー部でマネージャーとまさにラグビー一家です。


そんな両親の元で育った克成くん、物心ついた頃にはラグビーに心を奪われていたのだとか。


克成くん
「※ダン・カーターとリッチー・マコウのサイン。リッチー・マコウはタックルもジャッカルもトライも行くし6、7番のことはなんでもできる」

※ダン・カーター:ニュージーランド元代表 「世界最高のスタンドオフ」と呼ばれる。
※リッチー・マコウ:ニュージーランド元代表 2015年ワールドカップでは代表キャプテンを務めた。


記者顔負けの知識に、ひとたび話し出すと止まりません。そして、明確な目標があるそうです。

克成くん
オールブラックスには絶対に入りたい


実際、ニュージーランド留学に向けて週に3回オンライン英会話教室で学んでいます。

父・忠史さん
「何が必要なのかを自分で見つけてやっているので、そこに関しては成長を感じる」


そして、ラグビーの練習です。忠史さんは、自身の経験から克成くんにラグビーの基礎を丁寧に学んでほしいと、あえて接触の無いタッチラグビーを勧めました。


まだまだ7歳、イメージ通りのプレーは難しいですが大人たちに交じって克成くんは走り続けます。


克成くん
「疲れるけどまだいける、走れるって感じ」


将来は世界で活躍するトッププレイヤーに。克成くんの夢への挑戦は始まったばかりです。