熊本在住を含む同性カップルたちが、直ちに同性婚を認めるよう、要請書を各政党に提出しました。

東京で開かれた会見には、「同性婚が認められないのは憲法に違反する」として国を訴えている原告や弁護団、憲法学者が参加しました。

同性婚訴訟をめぐっては、これまでに東京や札幌、福岡など全国5つの高裁で同性婚を認めない規定は「憲法違反」との判断が示されています。

熊本に住む同性カップルが、会見でいまの思いを語りました。

熊本市在住 こうぞうさん(42)「家族のあり方の根幹に関わる問題だからこそ、一刻も早く同性婚の法制化を実現していただきたいと願っています」

熊本市在住 ゆうたさん(41)「政府は未だに注視すると言ったり、やらない言い訳を探したり、生産性の無いことばかり繰り返しています。今ある法律の文言修正で済みます。とても合理的で経済的なアップデートを今すぐに、自信を持ってやってもらいたい」

その上で原告たちは4月23日、直ちに同性婚を認めることを求めて要請書とともに約3万人分の署名を各政党に提出しました。