熊本県の阿蘇中岳の火山活動を記録している火口カメラが、高感度のカメラに更新されました。

火口カメラは、阿蘇火山博物館がオープンした1982年以来、中岳第1火口の西側に設置して火山活動の様子を記録し続けていて、カメラの映像は気象庁のほか放送局などにも提供されています。

今回、新たに設置したカメラはNECが開発した超高感度カメラで、従来のカメラに比べ、夜間の星明かり程度の暗がりでもノイズの少ない映像を撮影することができます。

入れ替え作業は無事に完了し、2018年9月以来、6年半ぶりに新たなカメラへと更新しました。

火山博物館は、「これまで以上に防災や研究、観光などに役立てたい」と話しています。