任期満了に伴う熊本県の大津町と多良木町の町長選挙が、1月28日に告示されました。これまでに大津町は新人と現職、多良木町は新人2人が立候補し、それぞれ一騎打ちとなる公算が大きくなっています。
【大津町長選】

大津町長選にこれまでに立候補しているのは、いずれも無所属で、前町議会議員で新人の永田和彦(ながた かずひこ)さん(65)と、2期目を目指す現職の金田英樹(かなだ ひでき)さん(42)です。
永田さんは「4年間で政策が何も進まなかった」と批判し、地下水保全での町独自のアセスメントや交通渋滞対策を行うことなどを訴えています。
一方、金田さんは「10年後、50年後も住みよいまちに」を掲げ、肥後大津駅周辺や空港アクセス鉄道の中間駅周辺の開発による、まちの活性化などに取り組んでいくとしています。
1月27日時点の有権者数は2万8405人です。
【多良木町長選】

多良木町長選にこれまでに立候補しているのは、いずれも無所属の新人で、元新聞記者の石井淳一(いしい じゅんいち)さん(49)と、前町議会副議長の坂口幸法(さかぐち ゆきのり)さん(64)です。
今回の町長選は、2017年から町長を2期務めた吉瀬浩一郎(きちせ こういちろう)さん(77)の引退表明に伴い、新人同士の争いとなる見通しです。
石井さんは2歳以下の保育料無償化などを公約に盛り込んでいます。
一方、坂口さんは防災機能を併せ持ったスポーツ施設の誘致などを訴えています。
1月27日時点の有権者数は7209人です。
【投開票・期日前投票】
いずれの町長選挙も投票は2月2日で即日開票され、期日前投票はあす(1月29日)から始まります。









