熊本市電を巡り、更新時期を迎えたレールが全体の4割以上あることが明らかになりました。

これは、1月27日の市議会の特別委員会で明らかになったものです。

市交通局は、市電のレールは設置から30年ほどで更新するとしています。

しかし、市交通局によりますと、全てのレールのうち約40パーセントが設置から30年を超えていて、さらに約4パーセントは、40年を超えているということです。

12月31日に脱線事故が起きた場所のレールは、設置から40年以上経っていました。

市交通局は、レールの更新を年間400メートルずつすることを目標にしていましたが、経営が厳しく、実施にはできていなかったとしています。