熊本・阿蘇地方では、この時期の風物詩「かき餅作り」が行われています。
阿蘇市黒川の髙﨑克也さんの家では、家族3人で伝統のかき餅作りが行われています。
砂糖を入れてついた餅を2日ほど寝かせ、食紅で色をつけたピンクや黄色など、色鮮やかな餅を厚さ5ミリほどに切っていきます。
そして、ひもを通したかき餅を家の中で2週間から40日ほど乾燥させるとかき餅が出来上がります。
阿蘇地方では、湿度と気温が低いこの時期に、保存食としてかき餅作りが行われていますが、年々作る家も減っているということです。
髙﨑フミ子さん(89)「子どもや孫たちが来た時にお土産にあげるのが楽しみ」
素朴な甘さで腹持ちも良いということで髙﨑さんは出来る限りこの風習を続けていきたいと話しています。









