1月23日午後、熊本県阿蘇市の山中にパラグライダーが墜落しました。操縦していた男性は、「風にあおられて木に接触した」と話しているということです。

警察によりますと1月23日午後1時半ごろ、阿蘇市西湯浦で「パラグライダー中に墜落した」と、操縦していた大津町の60代の男性から119番通報がありました。

警察と消防が男性のGPS情報をもとに捜索したところ、通報から約50分後に山中で座り込んでいる男性を発見。男性に目立った外傷はありませんでしたが、背中の痛みを訴えているということです。

パラグライダー歴約30年という男性は、警察の聞き取りに対し「大観峰に戻る際に風にあおられて木に接触し墜落した」と話しているということです。

現場は、大観峰の西側数キロに位置する阿蘇北外輪山の斜面で、警察は、さらに男性に話を聞くなどして当時の状況を調べることにしています。