熊本市は、民間企業に売却予定の旧熊本市民病院の跡地について、一般競争入札の結果、熊本市の「同仁(どうじん)グループ」が落札したと発表しました。
熊本地震で被災した旧熊本市民病院は、2023年7月に解体工事を終えました。

熊本市民病院によりますと、跡地には県内外の民間企業6社から購入の申し出があったことから競争入札を実施し、ヘルスケア事業を展開する「同仁グループ」が落札者に決まりました。
対象の土地は病院跡地と駐車場の2か所で、最低売却価格は合わせて約14億1000万円でしたが、「同仁グループ」は2倍以上の32億7000万円で落札しました。

なお、市民病院は売却条件に生鮮食品を取り扱う商業施設の導入を盛り込んでいて、「同仁グループ」は、スーパーを含む商業施設を整備し、来年(2026年)12月の開業を目指すとしています。