「未来の熊本に対する責任」のために

課題解決へさらなるスピードアップが求められる中、国内3か所目の工場の話も持ち上がっています。

木村敬知事は今年8月、台湾のTSMC本社に出向き経営幹部に第3工場を熊本に誘致したいと伝えました。

第3工場で製造が想定される最先端半導体を中心に、熊本の産業がさらに発展することを期待しています。

木村知事「未来の産業づくりの拠点が熊本にあるのは、未来の熊本に対する責任だと思う。未来にも続く産業に、熊本がエントリーしたい。そういう意味で第3工場誘致は言い続けます」

ただ、熊本以外にも国内で誘致に名乗りをあげている場所があると坂本議員は言います。

坂本議員「九州大学を始めとして、様々な学術機関、それから民間の研究機関、こういったものがあると売りにして、福岡県が誘致に乗り出していると聞きます。それ以外にも関西方面であるとか」

第3工場の熊本誘致に向けては地元住民の賛同を得られるか、そして渋滞や人材不足など課題解決への道筋をスピード感をもって示せるのかがポイントとなりそうです。

木村知事「県としてしっかり県民の皆さんが喜んで第3工場や次の展開を受け入れるように、今、熊本が抱えている課題に真剣に取り組んでいく」