熊本県菊陽町へのTSMC進出で課題となっている、工業用水の確保やインフラ整備をめぐり新たな動きです。
大量の水を必要とする半導体の製造。そのため、県は地下水を保全しようと企業に対して地下水の涵養や採取量の削減を呼びかけています。

このような中、12月4日の県議会で木村敬知事は…。
熊本県 木村敬知事「水再生処理システムの導入可能性について、庁内にプロジェクトチームを立ち上げて検討を始めました」

県は11月、台湾の台南市にあるサイエンスパークで、工場や家庭からの排水を処理しTSMCの工業用水とする、「水再生処理施設」を視察。同じような施設を県内に導入できるかを検討するプロジェクトチームを立ち上げたということです。
今後チームは、導入のコストやどこが主体となり導入するのかなどを検討する予定です。









