生徒の足を蹴るなどの体罰を加えた熊本市の中学校に勤務する男性職員を、熊本市教育委員会は戒告処分としました。
戒告処分となったのは、熊本市の中学校に勤務する50代の男性職員です。
市教委によりますと、男性職員は今年の1学期、生徒が持つほうきの一部が膝の裏に当たり体勢を崩したことに腹を立て、生徒の太ももを蹴り、腰付近を殴ったということです。
9月、市の体罰等審議会は男性職員の行為を体罰に認定していました。生徒にけがはありませんでした。
市教委の聞き取りに対し男性職員は「対処の方法を考えるべきだった。反省している」と話しているということです。
今年度、熊本市の教職員への懲戒処分は4件目です。









