園児25人を保育士1人の基準「子どもに寄り添う数ではない」

保育士となって3年の上玉利楓さん。年長クラス20人を3人ほどで見ていますが、国の配置基準は園児25人に対し保育士1人です。

さくらんぼ第二保育園 上玉利楓さん「このクラス20人いるので、国の配置基準だと25人を私1人で見なければいけないので、かなり厳しい。(25人に1人だと)子どもとも関われない、仕事も大変となると心に余裕もできなくて」

国の基準が今年4月に変わり、それまでは園児30人に対し保育士1人だったのが25人に1人となりましたが、実情に即した基準とは感じないと言います。

さくらんぼ保育室 甲斐景子施設長「途中トイレにも行けないし、もちろん休むということも代わりに先生が来てくれないといけないんで、現実的には難しい」

この保育園は適切な保育ができるよう、基準よりも多くの保育士を雇用しています。

しかし、国からの補助は25人に1人という基準で額が決まるため、園の経営は厳しくなっています。

さくらんぼ第二保育園 小野未央園長「(政治家に)現場に来て頂いて、1日でも半日でも保育士として仕事をしてもらえれば、これでは子どもに寄り添う数ではないなということはすぐ分かる。子どものために何ができるかは自ずと見えてくる」

また、街では物価高への対策を求める声もありました。