得点力アップに向けて重要な役割を果たすのが、チームの司令塔、ポイントガードとして新加入した2人です。

キヘイ・クラーク選手(24)

まずは外国籍のキヘイ・クラーク選手。アメリカ出身で、NBAの下部、Gリーグでプレーしていました。

9月の台湾チームとの交流戦では、アシストはもちろん、動いて打つシュート力の高さも見せました。

キヘイ・クラーク選手「僕は自分がチームのリーダーであると考えている。アメリカの大学で5年、Gリーグ(NBA下部)で1年プレーした経験と自信が僕にはある」

ジェフリー・ヒロナカ HC「リーダーシップのスキルもあり、コート上のコーチと言われるPGを任せられる選手」

田中力選手(22)

そしてもう1人はチーム最年少、アメリカの大学で経験を積んだルーキーの田中力(たなか ちから)選手です。

2017年に史上最年少で日本代表候補に選ばれ、昨シーズンは、B1で活躍。台湾チームとの試合では、得点を量産しました。

田中力選手「毎日自分と戦っている。きのうの自分より上手くなりたい。自分にできていない事がキヘイ選手にできていたら、プレーを見て盗んで学んでいる」

ジェフリー・ヒロナカ HC「田中選手は身体能力が高い。ただ、判断力を上げないといけない。才能があるが経験が浅い。試合を通してもっと良くなると思う」

チーム初のB1昇格へ。2人の若き司令塔に期待です。