残暑厳しい熊本で、高齢者と小学生が軟式野球で対決です。
85歳の内野手 林田 幸敏さん
「とにかくですね、つこけんごとする(笑)」

創部53年、熊本県内随一の伝統を誇る「一新球友(いっしんきゅうゆう)」。
先発メンバーの平均年齢は77.4歳という古希の野球チームです。

中でも、山川(やまかわ)さんは、何と…86歳!
県内でも最高齢選手だそうです。


最高齢86歳 山川 定則さん
「40代のころから続けてこのチームに入っていましたので、”継続は力なり”で」

対するは、県大会で優勝経験もある学童野球の強豪「熊本スピリッツ」。

熊本スピリッツ 藤本 琥太郎 主将(小学校6年生)
「人生経験と野球経験では負けますが、元気では負けません!」

試合は、熊本スピリッツが初回から得点を重ね優位に進めます。
一方、一新球友(いっしんきゅうゆう)は、75歳のピッチャーが三振を奪うと…

レフトを守る最高齢の山川(やまかわ)さんもナイスキャッチ!!

そして、5回表には…73歳のバッターがこの当たり!

ダイヤモンドを一気に駆け抜け何と、ランニングホームラン。

しかし、一新球友の反撃はここまで。

炎天下の野球対決は、15対2で熊本スピリッツが勝利。
「子ども達の元気」が、「経験」を上回りました。
最高齢86歳 山川 定則さん
「練習不足ですね(笑)。頑張って最後までやれましたので、これで十分かなと思います」

記者
「70歳、80歳になったときに、野球続けていたいですか?」
熊本スピリッツ 藤本 琥太郎 主将
「もちろん、続けていたいです」

