赤潮による八代海の漁業被害を確認するため、6日木村知事が現地を視察し漁業関係者と意見を交わしました。

県によりますと、八代海では6月22日から7月5日までに上天草市や天草市で養殖しているカンパチやシマアジ ブリなど約26万7000匹が赤潮で死滅し、被害額は7億7500万円余りに上るということです。

現地を訪れた木村知事と養殖業者との意見交換では「赤潮被害は4年連続で養殖業を続けていくことが不安」として支援を求める声が上がりました。

「九州各県連携して 国にしっかり要望し、出来ることは直ちにやりたい」(木村知事)

八代海では去年も、過去4番目に多い 約15億4400万円の漁業被害が出ています。