意外な素材から生まれるフィット感
佐藤さんのグラブの珍しい特徴は、手を入れる部分の素材です。
佐藤さん「本来は裏側にある生地。毛羽立ちがあり手にしっくりきて、フィット感が増す」

これまでに3000個以上のグラブを製作してきた職人も、その発想に驚いたといいます。
グラブ職人 三宅泰成さん「手を入れるところに使うというのは珍しくて、職人になってから一度もない。そこに使うのか、と思った」

ではなぜ、ざらざらした素材を使ったグラブを作ることにしたのか。そのアイデアは野球と関係のないところから生まれました。