6月15日にリニューアルオープンする熊本競輪場の内部が公開されました。
熊本競輪場は、2016年の熊本地震で被災し、約53億円をかけて再建工事が進められています。

以前は500メートルあったバンク(走路)の長さは400メートルになり、傾斜は最も急なカーブの部分で29度から34度になりました。
記者「選手が通る走路は歩いて上るのがやっとなほど傾斜がきつく、レース展開にも変化が出そうです」
記者が駆け上がろうとしても…傾斜が急すぎて転んでしまいました。

熊本市 競輪事務所 西真一郎 所長「(選手からは)結構なスピードコースじゃないかという感想が聞かれる。先行の選手が逃げ切れるようなバンクになるんじゃないか」

また、新たに有料の観覧席が設けられ、中には畳が敷かれたグループ向けの席もあります。

西所長「小さなお子様連れのお客様も気軽に来ていただけるように、横になって観戦ができるちょっと贅沢なスペースじゃないかなと」
リニューアル後、最初のレースは7月20日の予定です。