熊本県高森町で地元の人が復興の思いを込めて植えた桜が、新たな桜の名所となっています。

阿蘇五岳の根子岳(ねこだけ)をバックにおよそ400本のシダレザクラが道路沿いを彩っているのは「阿蘇高森サクラミチ」です。

この場所には5年前に防災道路として整備された道路沿いに、近くの造園会社「大阿蘇造園」が豪雨災害や熊本地震の支援への感謝や復興への思いを込めて、周辺の広大な敷地におよそ10品種、1万本以上の桜を植えました。

宮崎からの観光客「すごいきれいに咲いていて、こんなにたくさんシダレザクラの並木は他に見たことがないので素晴らしいと思います」

福岡からの観光客「心晴れやか。すべてが吹き飛びます、嫌なこともすべて」

シダレザクラの見ごろは今週いっぱいで、来週ごろまで楽しめる品種の桜もあるということです(4月12日時点)。