半導体製造大手のTSMCが熊本県菊陽町(きくようまち)で建設を決めた第2工場は、第1工場の東側に作ることが町の会議で報告されました。

菊陽町 吉本孝寿町長「大変すばらしいことと受け止め、心から歓迎の意を表したい」

半導体企業などを誘致するため菊陽町が開いた推進本部会議では、第2工場に関する情報が共有されました。

会議では、2月に開所した第1工場の東側に第2工場を建設して、投資額は139億ドル、約2兆1000億円に上ることが報告されました。

第2工場の工事は年内に着手して、2027年末までに稼働を始め、国内最先端の6ナノメートルの半導体を製造する予定です。

町によりますと、4月6日にTSMCが岸田総理に第2工場の建設場所を伝えた直後に町にも連絡があったということです。