3月1日、熊本県内多くの高校で卒業式が行われました。卒業生たちが見据える未来とは。

熊本市の県立熊本高校。401人が卒業を迎えました。

そして卒業生を代表し松村優吾(まつむら ゆうご)さんが将来への決意を述べました。

「各々が探し求める道の先で不可能を可能へと変える覚悟を持って新たな世界を切り開いてまいります」

3年間に思いを馳せた卒業式、復活したことがあります。

「卒業生が退場いたします」
「ちょっと待ったー!」

卒業生の一人が式を中断すると。

「げんこつげんこつ、げん、げんこーつ」

掛け声とともに互いを激励する熊高伝統の「げんこつ」です。こぶしを高く突き上げ健闘を誓います。涙ではなく笑顔の旅立ち。彼らが見据える未来について聞いてみました。


「私は教育学を学びたいのでそっちの方面で官僚とか目指してみたり」

さらには世界に飛び出そうという卒業生も。

卒業生「医療の現場に携わる人になりたいと思っています。世界も救いたい!」


卒業生「偉大な物理学者になれたらなと思います。ノーベル賞とりたいですね」

一方、熊本での未来を描く卒業生も。

卒業生「熊本が台湾と連携を結んでグローバルになるから、まず台湾に行って色んな事を学びたい」


卒業生「できれば地元に貢献したいと思って。将来テレビ局で働きたくてプロデューサーとか」

希望に満ちた卒業生たち。新たな道を歩み始めます。