◆バックヤードの通路脇に設けたコーナー


140人が在籍するJR九州、博多駅のバックヤード。通路脇にコーナーがありました。

JR九州博多駅長 鐘ヶ江理恵さん(49)
「このコーナーはみんな教養を深めようということで、私が自分が読み終わった日経ウーマンとか、ま、本は色んな人が出してますけど、あとは日経新聞も自分が読み終わった分ですが置いています。」


◆掲げた目標 「プライベートも充実させないと」


JR九州博多駅長 鐘ヶ江理恵さん(49)
「仲間を大切にし、仕事を楽しむ前例にとらわれず、日々変革。選ばれる人財となるために、日々自分を磨く。『年休を5日間連続でとろうよ運動』をやっています。やっぱり人間は仕事を一生懸命やるためにはプライベートも充実させないと、そして色んなものをみて見聞を深めるのは大事だよって話をしています。連続してとると他の人がカバーしないといけないので、他の人のカバーをするということも大事なことですので、そういうことをみんなでやっていこうという思いでやっています。」
「私が入社した時は、改札が有人改札だったんですね、人が立っていてお客様から切符をいただいました。まさかこんなに全部機械になっているっていうこと、想像できなかったことがいま起こっていて、本当に30年後どんな世界になっているかっていうのは分からないので、自分の仕事がずっとあるわけではない。そう考えると、自分で生きる道は自分でちゃんと作っていかなければならないから、ほかのことも勉強するんだよっていうふうに言ってます」


◆部下の社員は「行動力ある」


鐘ヶ江駅長について、部下の社員たちは、どのように見ているのでしょうか。

副駅長 前田圭輔さん
「行動力がある、我々社員を導いてくれる上司だなって日々思ってますので、我々は必死にくらいついていってるって感じです

助役 山本大海さん
「ゴールを示してくれて、それに向かって全員で同じ方向を向いて働ける環境を作ってくれているなと日々思ってます。非常に尊敬しています


◆平成ヒトケタ入社の女性たち「色々な意味で苦労した」


この日、鐘ヶ江さんが出席した宴会。JR九州に1991年から97年の間に入社した女性社員たちが集う、「平成ヒトケタ入社の女性の会」です。10年ほど前から年に1度集まるようになりました。立ち上げ当時、社長だった唐池恒二相談役はゲストです。

唐池恒二相談役
「10年続くこの会にJR博多シティ会長の渡辺さんと私が選ばれて高い競争率を勝ち抜いてこの会に臨んでおります」

JR九州の女性社員の割合は16・3%、管理職は6・4%と高くはありませんが、常勤で3人の女性役員がいます。

3人のうち、常務の赤木由美さんは91年入社。この世代の女性たちは互いに傷をなめあいながら頑張ってきた、と話します。

JR九州 赤木由美常務
「初期で入った女性たちは、色んな意味で苦労したので、まだまだ制度がない中、がんばってきました。今は育児も含めて色んな制度ができましたけど、その中では傷をなめあいながら頑張ってきたので、愚痴も上司の悪口もたくさん出ます。でも楽しい会です」