クスノキの美しい緑の中、枝に止ったアオバズク。その数、なんと6羽。モコモコしているのがヒナで、4羽います。羽がくっきりしている2羽は親です。

◆情報は視聴者から

「糸島市の神社に、アオバズクの雄と雌が連れだって木に止まっていますよ」と情報提供を受けたのは、先週の水曜日。
「おそらく、ヒナの巣立ちを促すために、2羽の親が巣から離れているのだと思います」

撮影しました。この2羽の親アオバズクが、映像の前半の25秒までです。

しかし、やはり、「かわいいヒナの巣立ちを撮りたい!」

RKB毎日放送が準備を進めていると、別の方から「近くの神社では、もうヒナが巣立っていますよ!」と新たな情報が。

◆カメラマンもびっくり!


12日、福岡市西区今宿の神社にカメラが向かうと、なんとクスノキの枝に6羽ものアオバズクがずらり勢ぞろいしていました!


鋭い目をしているのは親。不審なカメラを警戒しているのです(映像の後半、約1分が福岡市内です)。

アオバズクはツバメと同じ「夏鳥」で、今の時期に日本にやってきます(冬には、東南アジア方向に向かう渡り鳥です)。


地元の方の説明では、神社で見られるのもあと1~2週間ほど。もうしばらくしたら、さらに山奥に入っていくそうです。

【RKB気象・デジタルセンター 気象予報士・龍山康朗】