海上保安庁の運用管制官の審査に合格した3人に8日、認定証が授与されました。

8日午前に開かれた認定証の伝達式には、新人の運用管制官3人が臨みました。

3人は今年3月、海上保安学校の管制課程を卒業し、現場研修を経て、先月、資格認定審査に合格しました。

運用管制官は船舶に航路の状況などを伝える仕事で、3人は、潮の流れが速く、1日に約500隻の船舶が行き交う交通の難所「関門海峡」を担当します。

二宮光さん「船を運航する方の目線になって、簡潔明瞭に情報提供ができるようにしたい」

秋田陸樹さん「管制官になることは夢だったのでホッとする反面、これからがスタートなのでステップアップできるように」

伝達式の後、早速3人は船との交信を行い、運用管制官の一歩を踏み出しました。