プロ野球ホークスの選手が使って折れたバットがビール用のカップに生まれ変わります。プラスチックごみの削減にもつながるこのカップは、開幕3連戦にあわせて販売されます。
◆折れたバットを原料にしたタンブラー

福岡ペイペイドームで販売されるのは、アサヒビールが福岡県などと協力して製作した再利用可能なカップ「森のタンブラー」です。ホークスの選手が試合や練習で使用し折れたバットを再利用して作られたもので、今月31日からの開幕3連戦でビールとセットで販売されます。福岡県によりますと、折れたバットを原料としたカップを野球場で提供するのは、国内で初めての取り組みだということです。
◆プラごみの削減を推進

アサヒビール中村哲三九州統括本部長「プラごみを出さずにリユースできるものに変えていく。そういう環境がつくれたらいいと思います」

アサヒビールは1試合当たり約1万個のプラスチックカップを使っています。「飲料容器をドーム内でリユースすることで、プラスチックごみの削減を推進する」と話しています。







