将棋の藤井聡太(ふじい・そうた)五冠に羽生善治(はぶ・よしはる)九段が挑戦する「王将戦七番勝負」の第6局が、佐賀県上峰町で始まりました。

王将戦七番勝負の第6局は、上峰町の料理店「大幸園」に設けられた会場で、定刻通り11日午前9時に始まりました。
先手の羽生九段と後手の藤井五冠が、ともに飛車先の歩を突いて始まった対局は、その後、互いに角を交換して持ち駒とする「角換わり」の戦法で進行しました。
王将戦は、これまでの対局で藤井五冠が3勝2敗とし、タイトル防衛に王手をかけています。

現在保持するタイトル数が最も多い藤井五冠と、歴代の獲得タイトル数が最も多い羽生九段との注目の対局は、12日午後にも勝敗が決まる見通しです。