福岡県は、高病原性の鳥インフルエンザの発生が確認された福岡市の養鶏場で、2日から実施していた24万羽を超えるニワトリの殺処分を7日に完了したと発表しました。
◆自衛隊も応援、24時間態勢

福岡市にある養鶏場では2月28日以降、「死んだニワトリが増加している」と県に通報があり、遺伝子検査で、高病原性鳥インフルエンザと確認されました。このため県は2日から、この養鶏場で飼育する採卵用のニワトリ24万2850羽の殺処分を開始。自衛隊にも災害派遣を要請するなど、延べ2740人を動員して24時間態勢で作業にあたり、7日の朝に完了させました。
◆福岡県では過去最多の殺処分

24万羽を超える規模の殺処分は、福岡県内では過去最多です。県はこのほか、100羽以上のニワトリを飼育する145か所の養鶏場にも消毒の実施を指示し、散布するための消石灰を配布します。







