週に2回開放されるフリースペース

佐賀市にある「フリースペースハッピービバーク」。

毎週月曜日と水曜日に不登校の子供をはじめ、さまざまな年齢の人が集まり畳の部屋で思い思いに過ごしています。

お菓子を頬張るのは中学1年の男子生徒。

学校に行くのは週に1~2回で数年前からこの場所を利用しています。

中学1年生
「(学校には)あまり行けていない」

Qここはどんな場所ですか?

中学1年生
「落ち着くような場所で(人と)ふれあう場所で」

「かつて学校に行かなかった」スタッフの経験

子供たちに寄り添うように座るのはスタッフの森田義也さん(44)。

森田さん自身もかつて、学校に行かない選択をしていました。

ハッピービバーク 森田義也さん
「小学4年からはほとんど行かなくなった。学校の雰囲気が好きじゃない、なんでみんな同じ事をして過ごすんだろうというのもあったし、先生も手を出す体罰というか。今考えればいじめ的な関わりもあった。複合的な感じであれも嫌だ、これも嫌だとだんだん積み重なった」

幼い頃から人に対して不信感を抱いてきた森田さん。

24年前、20歳の時に利用者としてこの場所を訪れ、傷ついた心を癒やしてきました。

いつしかスタッフとして運営に携わるようになり、今は、悩みを抱えて訪ねてくる若者たちにそっと寄り添っています。

ハッピービバーク 森田義也さん
「学校に行かないというだけですごく重いものを背負わされるところがあって。出来ることとしてはそれぞれのありようを認めていく。楽しいときいいときも悩むとき苦しいときもある、学校行ってみたけれどまた戻ってきた、とかもある、その時々の状態も含めて認めているというか受け止めるというか一緒に過ごす、と思っています」