中学生となり「行書」にも挑戦

その基本をベースに、中学生となった今では崩し字である「行書」にも挑戦しています。

また、イメージを書風で表す「表現力」にも磨きをかけているのです。

今回は、その書風の違いを見せていただくべく「春風」という字を「爽やか」「穏やか」「強風」という3つの表現で書いてもらいました。

爽やかな「春風」
「この爽やかな春風は、楷書という字体で、線の入りをすっとした入りにすると爽やかに見えるかなと思ってそういうところを工夫しました。」

穏やかな「春風」
「穏やかな春風は、穏やかって丸いイメージを持ったから、筆使いを柔らかくしたり、点画を丸く、柔らかく見えるように工夫しました。」

強風の「春風」
「強風をイメージした春風は、勢いがある作品にするために、太くしたりかすれを出したりするところを工夫しました」

並べてみると・・・

同じ春風でも、どのような風が吹いているのか目に浮かんで来るようです。

中村美月さん(12)
「コンクールによって、美しいとされている文字とか、字体が変わってきたりするので、そのコンクールに合わせて書体とかはします」

そんな美月さんも去年は受験のために半年間書道を離れていました。

現在は第一志望だった中学校で勉強と書道の両立をはかっています。

中村美月さん(12)
「書道をやる時間を、まるまる勉強に充てていたので、あまり書道してないなという違和感はなかったです。でも長らく書道を勉強のために休んでたので、(受験後)初めて書いたときこんなに下手だったっけとびっくりしました」