九州厚生局は福岡県須恵町の歯科医院が保険診療の偽装などを行い、診療報酬およそ150万円を不正に請求していたと発表しました。

診療報酬の不正請求を行っていたのは、須恵町の辻󠄀歯科医院です。

九州厚生局によりますと、辻󠄀歯科医院は2020年8月から4年余りにわたって、診療を行ったように偽装したり保険点数の高い診療に振り替えたりして、あわせて112件およそ150万円の診療報酬を不正に請求していました。

九州厚生局は3月24日付で、保険医に対して登録の取り消し処分などを行いました。

歯科医院は去年1月、高齢化を理由に廃止となりましたが、患者や保険組合に対して返還する意向を示しているということです。

九州厚生局の聞き取りに対し、辻󠄀勇雄元院長(77)は「新型コロナの拡大で、患者数が減少したため、保険点数を上げたかった」などと話しているということです。