現在公開中の映画、「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」。その作品のベースとなったのは太平洋戦争の激戦地・ペリリュー島の戦いを生き延び1人で投降した福岡県出身の男性でした。

祖父から孫へ、そしてひ孫へー受け継がれる戦争の記憶があります。

「物語のように戦時中の話を聞いていました」

去年12月、年の瀬が押し迫る中、神奈川県に住む井福理恵さん(43)は、帰省した福岡県筑後市の実家で仏壇に手を合わせました。

祖父は、海軍上等兵だった土田喜代一(きよかず)さんです。

土田喜代一さんの孫 井福理恵さん(43)
「祖父からは(戦時中)生きていくために鳥の首を折ったんだとか、そういう感じで物語のように聞いていました」