経営していたペットショップの従業員らを脅し性的暴行か

準強制性交等などの罪に問われているのは、福岡県糸島市の無職・本多道雄被告(66)。
自身が福岡県や佐賀県で経営していたペットショップの従業員らに対する7件の罪で起訴され、このうち、強制わいせつ事件2件、暴力行為等処罰法違反事件1件については、去年10月に有罪判決が言い渡された。
14日に福岡地裁で始まった裁判員裁判は、残りの4件。強制性交等傷害事件1件、準強制わいせつ事件1件、準強制性交等事件2件で、被害者は当時20代~30代の女性従業員4人にのぼる。2017年から4年間にわたり、自身が暴力団関係者であることを誤信させ首に日本刀を当て「裏切ったら殺す」などと脅迫し、抵抗できない状態にして性交したなどとされている。
本多被告は自宅で自身の身の回りの世話をさせる「糸島勤務」と呼ばれる業務を女性従業員らに課しており、事件のほとんどが「糸島勤務」中に起こった。







