知人女性らに向精神薬を譲り渡したとして書類送検された女性看護師ら3人について、福岡地検は起訴しないことを決めました。
60代の女性看護師と30代と40代の女性准看護師は、去年12月から今年6月にかけて、診療所の元従業員や学生時代の同級生ら女性3人に対し、向精神薬である睡眠導入剤をあわせて870錠譲り渡したとして麻薬取締法違反の疑いで今年11月に書類送検されていました。
九州厚生局麻薬取締部によると、3人は「仕入れ値のような安い価格で買えるからやっていた」などと話し、容疑を認めていたということです。
この3人について福岡地検は17日付けで起訴しないことを決めました。
不起訴の理由について福岡地検は「諸般の事情、関係証拠を慎重に検討した結果」とコメントしています。







