「JKクリニック」という言葉をご存知でしょうか?

生理などにまつわる女性特有の体の不調について、思春期のころから婦人科の受診を後押しするプロジェクトです。

「生理は我慢するものじゃない」と呼びかけています。

痛み・貧血・肌荒れ・・・学生の8割が受診せず

女性の生理について、どんな悩みを抱えているか学生たちに聞きました。

大学生
「1日目は痛すぎて薬も効かない。学校行きたくないです。毎日」

大学生
「頭に血が上らないみたいな感じで真っ白になります。目の前が」

大学生
「生理1週間前くらいから(人に)当たってしまいます」

大学生
「生理前の食欲がめっちゃ多くなります」

大学生
「分かる!」「肌荒れします」

生理やPMS=月経前症候群の症状で何かしらの不調や悩みを抱えている学生は、話を聞いた23人中19人。
このうち婦人科などの医療機関を受診したことがあると答えたのはわずか4人でした。

実に8割余りの学生が、市販の薬を飲むなどして我慢しているという現状。

そこには婦人科に対する抵抗感があるようです。

大学生
「脱がされそう」「見られそうだから行きにくい」

大学生
「行くとしたら先生は女性がいいなというのはありますね」

大学生
「(婦人科受診の)想像がつかないんですけど、周りが妊婦さんが多いから気まずい」