職員数施設の3分の1が「大いに不足」

介護労働安定センターが介護職員の過不足状況について調べたところ、福岡県では昨年度、33.6%の事業所が「大いに不足」と回答しています。
また、「不足」「やや不足」を合わせると、8割以上の事業所が人手不足を実感しているとの結果になりました。
そしてそれは有効求人倍率3.14倍という高い数字にも表れています。
資格取得要件を緩和へ

一方で国は、資格取得のハードルを下げる仕組み作りも動き始めています。
介護のケアプランなどを作成することができるケアマネージャーの資格についてです。
現状は、受験資格として5年以上の実務経験が必要で、合格後も5年ごとに32時間の更新研修が必要です。
その改訂案として3年以上の実務経験に短縮。毎年6~7時間の研修として、ハードルを下げる方針です。







