11月11日は「介護の日」です。

2008年に厚生労働省が社会全体で介護の重要性について考えようと制定した記念日ですが、その厚労省が、介護職員の処遇改善に向けて動き始めています。

多岐にわたる介護職員の業務

介護職員
「ドライブどこ行ってきたんですか?」

利用者
「わからん!」「あっちこっち行ったから」

介護職員
「楽しかった?それがいちばんやね」


デイサービスを提供する福岡市早良区の介護施設です。

利用登録者数は95人。

1日につき、33人を受け入れています。

一方、スタッフは、国の配置基準に則り、介護職員が5人、管理者1人、看護師1人、生活相談員1人の合計8人が33人の介護にあたっています。

日々の業務は多岐にわたり、利用者の送迎や入浴の介助、散歩などの機能訓練にトイレ補助なども行います。

介護職員(生活相談員)増山香恵さん
「男性が多いので、結構床が汚れやすくて。トイレの数が多いので。こっち掃除したら、むこう掃除してみたいなこともよくあります」


他にも、レクレーション活動の見守りなど、午前8時半から、午後5時半まで、みっちり介護業務にあたっているのです。

介護職員(生活相談員)増山香恵さん
「きのう元気だった人、今日ちょっと様子が違うなとか、そういうとこもありますし、トイレもうまくできてたのに今日は立ち上がり、トイレの時おかしいねとか。そういうのに、やっぱり気づくのって大変ですね」