日本と韓国の国交が正常化されてから60年となる今年、両国を行き来する人の数は過去最高を更新する勢いとなっています。
韓国側の地方都市では今、日本人観光客のためだけのイベントを開催するなど一段と誘致に力が入っています。
美しさに魅了 韓国の伝統行事

RKB 早瀬川賢也記者
「ここは韓国南部の咸安郡という地方都市です。きょうは至る所に日本語が書かれていて、日本人観光客のためのイベントが開かれます」

韓国第2の都市・釜山から車で1時間半ほどのところにある咸安郡に続々と集結する日本人たち。その目的は3000本の「落火棒」から舞い散る火の粉が幻想的な世界をつくり出す「咸安(ハマン)落火(らっか)ノリ」。

木炭の粉を使うことで落火棒は3時間近く燃え、時間がたつにつれ華やかになっていきます。
見物客はその美しさにすっかり魅了されていました。

山梨県から来た見物客
「落ちる花火の火を見ていて、本当に天国にいるかのような。本当に感動して来られて良かったなと思いました」

神奈川県から来た見物客
「ただただ、きれいだということですね。火が入るときはどうなることかと思って帰ろうやと思ったくらいなんだけど、我慢して見たら、来た甲斐があった」







