自転車の交通違反の取り締まりなどを行う福岡県警の「自転車安全対策部隊」が発足し出発式が行われました。
来年4月には自転車への「青切符」も導入されます。

左折の合図「よし!」
16日午後、福岡県警本部で行われた出発式には、福岡市内4つの警察署で編成する「自転車安全対策部隊」の警察官13人が参加しました。
部隊は、自転車に乗ってパトロールし自転車の飲酒運転などの取り締まりを行うほかヘルメットの着用を呼びかけます。

福岡県警交通部交通企画課 水島和昭管理官
「(自転車の)事故自体は減っているんですけども、飲酒運転がかなり増加している、基本的ルールがまだ守られていない実態があります」
福岡県内における自転車の飲酒運転の検挙件数は、罰則が強化された去年11月から今年6月末までで949件と全国ワーストとなっています。
また、来年4月には自転車への「青切符」が導入され、ながらスマホや信号無視など113種類の交通違反に反則金が科されることになります。