元社長の大串被告ら4人「アルカディア」社内での役割は

「アルカディア」の結婚式場(福岡・久留米市)

判決によると、大串被告は結婚式場およびレストラン経営等を業とする「アルカディア」の社長として同社の業務全般を統括。
生嶋被告は総務部長として人事業務等を統括。
小牟禮被告と篠崎被告はエリアマネージャーとして結婚式場等の運営・管理をしていた。

大串被告ら4人は、新型コロナウイルス感染症の影響により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が従業員の雇用維持を図るために従業員を休業させて支払った休業手当の一部を助成する制度である雇用調整助成金制度の特例措置を利用し、従業員に休業させた日数を水増しして、国から同助成金の名目で現金をだまし取ろうと考えた。