様々な家庭の事情で家に帰ることが難しい若者が短期間生活するシェアハウスが福岡県久留米市にオープンしました。

現在3人が暮らすシェアハウス。子供たちや若者が親元を離れ同じ屋根の下で誰かと暮らす意義とは。

1人の時間が子供たちにも必要

福岡県久留米市の戸建て住宅。

ここは、様々な家庭の事情で家に帰ることが難しい子供や学生など若者が短期間寝泊まりして暮らすシェアハウス「ウウチ」です。

大変な時でも「ウチに帰ろう」と言える場所にという思いが込められています。

運営するのは、シングルマザーなど様々な境遇の子育て世帯を支援する久留米市の団体「じじっか」です。

これまで食事支援や放課後の子供の居場所など子育て世帯に「過ごす場所」を提供してきましたが、支援を続ける中で「暮らす場所」の必要性も感じていました。

じじっか スタッフ 相田拓実さん
「親同士でけんかしたり親と子でけんかしたりとかいろいろある中で、一回自分の1人の時間が子供たちにも必要でその環境を提供するというか作り出す必要があったのかなと思っていて」