9月度のRKB月間MVPに輝いた中村晃選手。10月3日、ホーム最終戦の試合前みずほPayPayドームで表彰式が行われた。
今シーズン「代打」で打率.333をマークした中村選手だが、9月は主に「4番打者」に座るなど、代打でもスタメンでもチームを支えた。
そんな中村選手に受賞の報告、そして今後への思いなどを聞いた。
井口謙アナウンサー
「9月度RKB月間MVP受賞となりました、おめでとうございます」
中村晃選手「ありがとうございます」
Q9月のご自身の成績について
「優勝争いをする中で、いいヒットが打てたり、良かった部分も悪かった部分もある」
Q優勝争いをどう感じていた
「選手たちも緊張感、プレッシャーを感じてやっていたし、こういう優勝争い、緊迫した中で勝つのがいいことだと思うので、それは凄く意識していた」
Qどんな気持ちで引っ張っていた
「去年チームを引っ張ってくれた選手の離脱が多かったので、何とか僕が離れることなく一年間戦えればなと思ってました」
Q若手の変化は感じていた
「出場機会が増えたし、それで結果も出ている選手がたくさんいるので、自信をもってプレーしている選手は増えたと思うし、踏み台にして来年以降につなげられれば」
Q優勝を決めた瞬間の気持ち
「ホッとしたというのが一番、こういう状況でも優勝できるチームが強いと思いますので、チーム力で勝った一年だった」
Q印象に残っている試合
「たくさんあるけど、チームが浮上したきっかけとなった(川瀬)晃の2アウトからサヨナラ勝ちのシーン(5月2日のロッテ戦)今思えばそこかな」
Q代打での難しさ
「今年はスタメンで出ることが多かったので、その中で代打っていうのはスムーズに入っていけたかなと。『今年は代打で勝負する』って決めて入ったので、結果が出せたのは自分の中ですごくうれしかった」
Q『準備すること』のこだわり
「いつも意識するのは同じ準備。特別何かすごいことをするわけじゃない、同じようなリズムで続ける。習慣づいてしまえば」
Q大一番でも変えない
「そうですね、それを変えてしまうと一年間やってきたことが何だったんだってなっちゃうので、そこは変えずにいつも通りやることが大切なのかなと思う」
Q今後へ向けて
「去年、日本一になれなかったので、そこへの意識はある。そのためにまずはクライマックスシリーズ、どちらが上がってきても手強い相手なので、もう一度研究して、まずクライマックスシリーズ勝つことを第一に考えていきたい」
【中村晃選手:9月の成績】
試合20/打率.283/本塁打0/打点8/出塁率.409