福岡県須恵町の中学校で数学を教えていた男性職員が、偽造した教員免許を見せて任用された疑いがあることが分かりました。
この職員は、女子生徒に対して不適切な発言をしていたという情報も寄せられていて、保護者からは学校と町教委の対応を疑問視する声が上がっています。
臨時の保護者会衝撃の内容

RKB 浅上旺太郎 記者
「あたりはすっかり暗くなりましたが、保護者が次々と体育館に入っていきます、これから説明会が開かれます」
22日夜、福岡県須恵町で開かれた町立中学校の職員に関する保護者説明会。
参加した保護者によりますと、問題となったのは、主に2年生に数学の学習補助をしていた60代の男性職員です。
男性職員は町に教員免許状の写しを提出して任用され、今年4月から勤務していました。
しかし、保護者から「教員免許を持っていないのではないか」という指摘を受け町の教育委員会が聞き取りをしたところ、あいまいな回答をしたため男性職員に自宅待機を命じたということです。